SAP R/3の対抗馬「Oracle Applications」の特徴とメリットとは

Oracle社(オラクル社)の「Oracle Applications」と言えば、SAP社が提供するERPパッケージ「R/3」の対抗馬として知られていますね。「Oracle Applications」は、日本国内の企業では日本ユニシス、NEC、東芝などの信頼性の高いコンピュータメーカーがパートナーとなっていることから、近年はとくに注目されています。

 

そもそもOracle社とは、アメリカのカリフォルニア州において1977年に設立された企業であり、コンピュータ用のソフトウェアの開発から製造に携わり、ビジネス用途に特化した企業です。Oracle社でとくに高く評価されているのが、RDBMS (リレーショナルデータベースシステム) ではマイクロソフト社に次ぐ世界第2位と、世界的にも圧倒的なシェアを誇ります。

 

Oracle社の「Oracle Applications」は、1988年にリリースされた「Oracle Financials」という会計パッケージがベースとなっています。新たに生産管理機能等がプラスされたことにより、機能性がアップして、今やSAP社の「R/3」と並んでERPパッケージの定番となりました。

 

「Oracle Applications」は、Oracle社の汎用的な製品が構築システムやリノレーショナルベースに、用いられているのが特徴的で、システムの改造や追加開発なども容易に行うことができます。そして、Oracle社からのサポートが万全であるという点では魅力的ですね。

 

しかしながら、SAP社の「R/3」と比較すると、「Oracle Applications」は日本国内でリリースされる時期が遅れたこともあり、日本独自の商取引での慣習への対応などが遅れ気味であることが問題点となっています。現在、Oracle社ではこのような問題点を早めに改善できるようにと、全力を注いでいます。