ERPパッケージブームの正体は?

これまで日本国内では、ERP(Enterprise Resource Planning)パッケージについて、まだまだなじみが薄く、知名度がいまひとつでまだまだ浸透していない状況でしたが、近年は大企業でERPパッケージを導入するなど、今やブームと言っても良いほどの人気となりました。ERPパッケージがブームになるほどの人気となる背景として、おもに企業の経営部門と情報部門から高く評価されており、大きな期待が寄せられています。

 

(1) ERPパッケージは企業の情報部門から大きな期待

 

ERPパッケージについて、とくに企業の情報部門から大きな期待が寄せられており、この背景として、企業における情報システムが複雑になり、情報量が多く巨大化していることから、メンテナンスが十分に行き届かなくなったことです。このような情報システムのほとんどが、従来の情報技術がベースとして開発されていたものであり、システム自体が古くなっています。

 

近年は、最新の情報技術としてクライアント・サーバー・システムなどを導入することにより、従来の情報システムをよりスリムにする企業も増えてきています。企業の情報システム部門においては、ERPパッケージは最先端の情報技術の集大成として、とても魅力的なツールであると言えるでしょう。

 

コンピュータシステムにおいては、これまで西暦2000年問題への対応について、真剣に知り組まれてきました。企業によっては、情報システムのコストの無駄を省けるように、余儀なくされているところもありますので、そういった観点からもERPパッケージには、高い期待が寄せられています。

 

(2) ERPパッケージは企業の経営部門からも大きな期待

 

企業の経営部門から、ERPパッケージの導入について期待されていますが、その背景として企業の経営環境が従来とは大きく変化していることにあります。これについては、また後程、詳しくご説明したいと思いますが、リエンジニアリング、経営マネジメントの強化、グルーバル対応などの経営におけるさまざまなニーズをバックアップするためのツールとして、ERPパッケージのベストプラクティスの利用について、導入または検討している企業が増えています。

 

企業の経営において、ITの位置づけは時代の変化とともに情報技術が発達しており、利用形態が多様化されてきました。ERPパッケージを導入することによって、企業の経営部門においてもおおいに役立ち、必要とされる情報がスムーズに得られるものと期待されています。