その他に、どのようなERPパッケージが導入されているの?

今やERPパッケージは、日本国内の大企業だけでなく中小規模の企業でも導入が検討されているほどです。ERPパッケージで現在、日本国内で発売されているのは、SPA社の「R/3」とOracle社の「Oracle Applications」だけではなく、欧米のERPパッケージベンダーの製品など、これまでに10社以上もの企業からERPパッケージによる製品が発売されています。

 

ただし、開発の経緯から専門とする領域など、企業によりさまざまな特徴の違いがみられるようです。ERPパッケージには、会計管理系・生産管理系・特定業界向けといった3つの分野に分けられていますが、これから企業でERPパッケージの導入を検討している場合、いくつかの注意点や確認事項があります。

 

(1)会計管理系パッケージの特徴は?

 

現在、ERPパッケージを導入している企業では、会計管理系パッケージとして活用しているところが多いようです。会計モジュールの機能を果たしているERPパッケージの代表格と言えば、SAP社の「R/3」で、日本国内でも多くの企業がこのシステムを導入しています。
生産管理系パッケージと比較すると、会計管理系パッケージは、生産業務の対応について、キメの細かさが弱いのが欠点です。

 

(2)生産管理系パッケージの特徴は?

 

生産管理系パッケージとは、もともとは生産管理パッケージとして使われてきたシステムがさらに発展したERPパッケージのことを言います。生産管理系パッケージのメリットは、高速MRP計算など生産管理に関する機能性が豊かであることです。ストックポイント(中間在庫点)をはさんで異なる生産管理方式を使用するのが特徴的です。

 

(3)特定業界向けパッケージの特徴は?

 

特定業界向けパッケージとは、流通業や製造業、プロセス産業など、ある特定の業種に特化して作られたERPパッケージのことを指しています。大企業で多く用いられているシステムには、会計管理や生産管理系のERPパッケージがありますが、化学産業では副産物や連産品などの管理を行う必要が出てくるため、このような特有の業界での管理機能が充実したERPパッケージが導入されるケースもあります。

 

■ERPでの販売管理システムの例
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